外壁塗装の艶あり艶なしの違いとは?特徴やメリットなどをご紹介します!
外壁塗装の塗料は様々な種類があります。
その中でも艶ありと艶なしは違いをイメージしづらいため、どちらを選べばよいか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁塗装における艶ありと艶なしの違いについてご紹介します。
□外壁塗装における艶あり艶なしとは?
*艶ありとは
艶ありとは、外壁の表面が光沢や輝きを持っている状態のことです。
視覚的に艶ありを判断する方法としては、「塗膜に60度の角度から100の強さの光を放ち、光が反対側にどれだけ反射するか」というものがあります。
また、艶には度合いがあり、艶ありと言っても様々です。
具体的な度合いとしては、全艶、7分艶、5分艶、3分艶などが挙げられます。
数字が大きくなるほど艶の度合いが上がることを知っておくと良いでしょう。
*艶なしとは
艶なしとは、外壁の表面に光沢がない状態のことです。
艶ありと比較して素材の自然な質感に仕上がり、人工的な質感を嫌う方の多くは艶なしを選びます。
□艶ありと艶なしのメリットをご紹介!
艶ありのメリットを3つご紹介します。
1:高級感が出る
艶あり外壁は光沢があるため、建物に高級感や洗練された美しさを与えます。
また、光が反射するため外壁の色や質感がより鮮明に際立ち、建物全体の外観を引き立てます。
2:汚れが付きにくい
艶あり外壁は表面がツルツルしているため、汚れが付着しにくい傾向があります。
また、定期的な清掃やメンテナンスによって外壁の美観を長期間維持することも可能です。
3:光を反射する
艶あり外壁は光を反射しやすいため、夏になると建物内部の温度上昇を抑え、冷房負荷を軽減する効果があります。
これによりエネルギー効率が向上するため、環境にも優しいです。
艶なしのメリットを2つご紹介します。
1:汚れやキズが目立たない
艶なし外壁は光の反射が少ないため、汚れやキズが目立ちにくいという特徴があります。
特に交通量の多い場所や日常的に使用される外壁においては、艶なしがおすすめです。
2:落ち着いた雰囲気になる
艶なし外壁は塗装が自然な質感になるため、柔らかい印象を与えます。
また、異質感を与えないため、ずっと見ていられるほど落ち着いた雰囲気にもなります。
□まとめ
今回は、外壁塗装における艶あり艶なしとは何か、またそれぞれのメリットについてご紹介しました。
艶あり艶なしにはそれぞれメリットがありますので、塗料選びをする際はそれらのメリットを比較して選ぶことがおすすめです。
また、メリットの比較だけで決められない場合は、実際に艶ありと艶なしの見本を見比べて好みの方を選びましょう。