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外壁塗装は15年ごとにする?外壁塗装を定期的にすべき理由もご紹介!

塗装・工事の豆知識 2020.07.07 (Tue) 更新

住宅の最大規模の工事の1つである、外壁塗装。
なるべく工事の回数を抑えるため、15年というスパンで行おうと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁塗装の適切なスパンについてご紹介します。
外壁塗装をしなければならない理由についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

□外壁塗装は15年ごとにしても良い?

外壁塗装が15年ごとでも良いかどうかは、過去の外壁塗装の回数によって変わります。

*新築後初めて外壁塗装する場合

新築後の場合、外壁塗装は住み始めてから10年後が良いです。
これは、外壁に塗られている塗料の耐用年数が10年以下であることが多いためです。
早ければ10年以内、遅くとも10年後には塗装が劣化し始めているため、15年ではなく10年後に外壁塗装をするようにしましょう。

*2回目以降の外壁塗装の場合

2回目以降の外壁塗装の場合は、1回目の外壁塗装時に使用した塗料の耐用年数を参考にしましょう。
外壁塗装の塗料別の耐用年数は以下の通りです。

・アクリル塗料:5年から7年
・ウレタン塗料:8年から10年
・シリコン塗料:10年から15年
・フッ素塗料:15年から20年
・無機塗料:20年から25年

1回目の外壁塗装でアクリル塗料やウレタン塗料を使用した場合は、10年後には再度外壁塗装をし直すことがおすすめです。
シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料で外壁塗装をした場合は、10年後以降、塗料の劣化状況を見つつ、耐用年数を参考にして外壁塗装をし直しましょう。

□外壁塗装をすべき理由をご紹介!

外壁塗装をするべき理由を2つご紹介します。

1:雨漏りが発生する
外壁に穴があいて気密性が低下すると、雨が建物内に浸入してしまいます。
雨漏りが発生すると住宅の耐久性が急激に低下するため、外壁塗装をして気密性を保つことが大切です。

2:シロアリ被害に繋がる
シロアリは湿った木材が大好物です。
そのため、1度住宅に雨漏りが発生すると、シロアリの大量発生に繋がります。
シロアリは建物の根幹をなす木造を食べて建物の耐久性を低下させてしまうため、防がなければなりません。

□まとめ

今回は、外壁塗装は15年ごとにすれば良いのか、また外壁塗装をすべき理由についてご紹介しました。
住宅を購入して初めて外壁塗装をされる方は、最低でも10年後には外壁塗装をし直しましょう。
また、外壁塗装の劣化を放置すると住宅の寿命に多大な影響を与えるため、劣化症状が出た際は耐用年数に限らず外壁塗装をすることがおすすめです。

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