パミール屋根は塗装できない?パミール屋根の劣化症状もご紹介!
みなさん、こんにちは!! 外壁屋根の塗装専門店の深井塗装です!
深井塗装は国家資格を保有する自社職人が施行している地域密着型の外壁塗装専門店です。
◎深井塗装のサービス内容
外壁塗装・屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え工事・防水工事・シーリング工事
屋根材の中には、屋根塗装できないものもあります。
そんな屋根材は、正しい方法で補修しないと、逆に寿命を縮めてしまう恐れもあるのです。
今回は、パミール屋根は屋根塗装できるのか、パミール屋根でよく見る劣化症状についてご紹介します。
色あせや雨漏りなどが原因で屋根塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
□パミール屋根は塗装できない
*パミール屋根とは
パミール屋根とは、ニチハという外装建材メーカーが製造していたスレート屋根の商品名です。
1996年から2008年まで製造されており、現在は製造中止となっています。
中皮腫や肺癌の原因となり得るアスベストが含まれていない建材として注目を集め、全国に広く普及しました。
*パミール屋根は塗装できない
パミール屋根は基本的に塗装NGです。
パミール屋根は、上に人が乗って作業すると割れてしまうほど強度が弱いです。
そのため、高圧洗浄にも耐えきれず、水圧によって欠けたり割れたりする恐れがあります。
高圧洗浄は、屋根塗装において必要不可欠な工程の1つです。
高圧洗浄しないと古い塗装をキレイに落とせないため、新しい塗装が屋根材と密着せず、塗装後にはがれやすくなってしまいます。
このような理由から、高圧洗浄できないパミール屋根は屋根塗装できないのです。
□パミール屋根でよく見る劣化症状
パミール屋根が劣化しているかどうかの見分け方が分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、パミール屋根によく見られる劣化症状についてご紹介します。
1:剥離
パミール屋根によくみられる劣化症状が、屋根材自体が層状に剝がれてしまうという症状です。
本来であれば屋根の機材と塗装は一体化していますが、劣化するとこれら2つが層状の剥離を起こしてしまい、雨水の浸水を防止できなくなります。
2:反り
パミール屋根は劣化すると屋根材が反り上がり、波打った状態になります。
反りにより屋根材がボロボロと落ちていき、最終的には屋根自体の耐久性が低下していく可能性があるのです。
3:変色
屋根材の先端が白く変色しているというのも、パミール屋根が劣化し始めていることが分かるサインの1つです。
すぐに大きな不具合が生じるわけではありませんが、長期間放置すると、反りと同様に屋根自体の耐久性が低下していきます。
□まとめ
パミール屋根は高圧洗浄の水圧に耐えられないため、屋根塗装できません。
ご自宅のパミール屋根に劣化症状が見られる場合は、できる限りお早めに修理するのがポイントです。
屋根工事をご検討される際は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。