雨漏り放置はダメ!自宅を守るための早期対策とは?
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住まいの問題は、その歴史と共に私たちの生活に深く根ざしています。
特に、雨漏りのような問題は、放置すればするほど深刻な被害をもたらすことは周知の事実です。
この記事では、雨漏り放置のリスクと早期対応の重要性についてご紹介します。
□雨漏り放置の深刻なリスクとは?
雨漏りを放置することのリスクは、見過ごされがちですが、実は非常に深刻です。
以下に、主なリスクを4点紹介します。
1:木材の腐食
雨漏りにより最も被害を受けるのは木材です。
木材が腐ると、家の構造強度が低下し、耐震性能にも影響します。
進行すると床や天井の崩落、家の傾斜、さらには地震時の倒壊リスクも高まります。
2:害虫・害獣の侵入
湿った木材はシロアリなどの害虫や害獣を引き寄せます。
これらは建物の強度を低下させるため、発見次第、迅速な駆除が必要です。
3:健康被害の増加
雨漏りによる湿度の上昇は、カビや雑菌の繁殖を促し、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こします。
これらは、住んでいる人々の健康を害する可能性があります。
4:修理費用の高騰
雨漏りを放置すると、修理費用が急激に増加します。
特に構造上重要な部分の修繕には、高額な費用がかかることがあります。
□雨漏り発見時の応急処置
雨漏りを発見したら、まずは応急処置を行い、その後適切な修理を行うことが重要です。
以下に、応急処置の方法を3つ紹介します。
*雨の浸入場所が特定できない場合
雨漏りの浸入箇所が不明な場合、ブルーシートを使った応急処置が効果的です。
ブルーシートは、広範囲にわたる雨水の浸入を防げます。
シートを屋根に広げ、風で飛ばされないよう砂袋や土嚢袋でしっかり固定します。
この際、ロープでの固定は避けましょう。
ロープがかかる強い負荷によって屋根に損傷を与える恐れがあるためです。
また、安全のためには必ず複数人で作業を行い、高所作業の際は十分な注意が必要です。
*雨水の浸入場所が特定できる場合
雨水の浸入箇所が明確な場合は、防水テープを利用することで応急処置が可能です。
防水テープは直接雨水の浸入を防ぐことができ、特にスレートやトタン屋根に有効です。
ただし、テープを貼る場所が濡れていると粘着力が弱まるため、雨が止んでから乾いた状態で施工することが重要です。
*雨漏り補修のDIYについての注意
DIYでの雨漏り補修を行う場合は、特に注意が必要です。
雨の浸入場所が特定できない状態でシーリング材を使用すると、問題を解決するどころか新たな雨漏りを引き起こす可能性があります。
また、自分で釘打ちを行うことも避けましょう。
不適切な場所に穴を開けてしまうと、そこから雨水が浸入する原因となり得ます。
□まとめ
本記事では、雨漏りの放置が引き起こすリスクと、発見時の応急処置方法について解説しました。
雨漏りは住宅の構造や住む人々の健康に深刻な影響を及ぼすため、早期の発見と対処が不可欠です。
適切な知識と対策を持つことで、これらのリスクを最小限に抑えられます。