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塗装できない屋根材を徹底解説!

塗装・工事の豆知識 2024.05.28 (Tue) 更新

みなさん、こんにちは!! 外壁塗装・屋根工事専門店の深井塗装です!

深井塗装は、国家資格を持つ自社職人が施工する地域密着型の外壁塗装専門店です。
サービス内容は外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え工事、防水工事、シーリング工事を提供しています。
足立区・荒川区・葛飾区・北区・草加市、他東京23区で屋根工事や外壁塗装をお考えの方はお気軽に弊社へご相談ください。

 

今回のテーマは、屋根リフォームで失敗しないために必要な基礎知識です!

■塗装できない屋根材7種類を紹介

屋根リフォームにおける大問題として、塗装できない屋根材をご存知でしょうか?「塗装してはいけない屋根材」や「塗装しても意味がない屋根材」などと呼ばれることもあります。今回は、数多く存在する「塗装できない屋根材」の中から、代表的な7種類をご紹介します。

 

1. 塗装できない屋根材の背景

まず、塗装できない屋根材がどのように日本の住宅に広まったのか、その背景を説明します。
日本では古くから茅葺き屋根や陶器の瓦が使用されていましたが、明治時代になると「石綿スレート」が輸入されました。セメントに石綿(アスベスト)を混ぜて圧縮成型したこの材料は、断熱性・防火性・耐久性が高く、多くの住宅で使用されるようになりました。

しかし、アスベストが原因とされる健康被害が報告され、大きな社会問題となりました。1960年に「じん肺法」が施行され、段階的に規制が進み、2004年にはアスベスト含有量が1%を超える建材の製造・販売が禁止されました。2006年には、アスベスト含有量0.1%を超える製品の製造、輸入、使用が禁止されました。
この規制により、1990年代から石綿抜きの屋根材が製造販売され始めました。しかし、これらの「ノンアスベスト屋根材」は耐久性に乏しく、8年から10年で不具合が報告されるようになりました。
これらの屋根材が多くの住宅に使用されているため、現在リフォーム時期を迎えている多くの屋根で問題となっています。

 

2. 塗装できない屋根材は、塗装するとどうなるのか

この時期に製造・販売されたノンアスベスト屋根材は、非常に耐久性に乏しいことがわかります。では、なぜこれらの屋根材は塗装できないのでしょうか。
塗装すると「塗装する前よりも劣化が進む」ためです。この時期のノンアスベスト屋根材は非常に脆く、経年劣化により自然に割れてしまうことがあります。そのため、塗装作業で人が屋根に上がるだけで、屋根材が破損してしまうのです。
塗装して数年後には、クラックや割れ、欠落などの症状が多く現れることがあります。

 

3. 塗装してはいけないノンアスベスト屋根材

この時期に販売された塗装できない屋根材は、多くの新築住宅やリフォーム工事に採用されました。見た目で判断することが難しいものも多く、注意が必要です。以下に代表的な7種類の屋根材を紹介します。

 

 

1. コロニアルNEO ↑↑
• 2001年から2008年にクボタ(現KMEW)から販売されたノンアスベストスレート屋根材です。

 

 

2. パミール ↑↑
• 1996年から2008年にニチハから製造販売されていた耐久性の乏しいスレート屋根材です。

 

 

3. ザルフグラッサ ↑↑
• 1997年から2006年にクボタ(現KMEW)から販売されていたノンアスベスト屋根材です。

 

 

4. アーバニー ↑↑
• 1982年から2005年に旧クボタ(現KMEW)から販売されていたスレート屋根材です。

 

 

5. レサス ↑↑
• 1999年から2006年にKMEW(旧松下電工)から製造・販売されたノンアスベスト屋根材です。

 

 

6. グリシェイドNEO ↑↑
• 2001年にKMEW(旧クボタ)から製造販売されたノンアスベストのスレート屋根材です。

 

 

7. セキスイかわらU ↑↑
• 1970年から2007年まで積水屋根システム株式会社(旧セキスイルーフテック)から販売された圧型スレート(セメント瓦)です。

これらの屋根材は、誤って塗装すると高い確率で割れてしまいます。。。

 

4. 塗装できない屋根材のメンテナンス方法

「塗装してはいけない」「塗装できない」屋根材の場合、塗装・修理・補修は意味をなしません。屋根上に人が上がるだけで、屋根材が傷んでしまうのです。
最善のメンテナンス方法は以下の2つです。

1. 屋根カバー工法
• 既存のスレートの上から新規のルーフィング(防水紙)と屋根材を被せる工法です。撤去費用を抑えられ、人気のメンテナンス方法です。

2. 屋根葺き替え工事
• 既存のスレートを全て撤去し、新しく屋根材を葺く工法です。ルーフィングも全て新しくし、しっかりと屋根を修復したい方におすすめです。

 

5. まとめ

現在、「塗装できないスレート屋根材」を知らずに塗装工事を行う業者がいて問題となっています。誤ったメンテナンスで屋根材が割れてしまうと、雨漏りの原因となることもあります。
屋根リフォームに不安がある場合は、専門家に相談することをおすすめします。

 

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