ポリサルファイド系シーリング材の特徴と選び方
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建物の美観と耐久性を保つ上で欠かせないのが、シーリング材です。
中でもポリサルファイド系シーリング材は、優れた特性により長期間にわたって建物を保護します。
本記事では、ポリサルファイド系シーリング材の特徴や利用シーンについて詳しく解説します。
□ポリサルファイド系シーリング材とは何か?特徴を解説
ポリサルファイド系シーリング材は、その優れた耐久性と耐汚染性で知られています。
特に、従来のシーリング材で問題となっていたブリード現象を防ぐ能力が高く評価されています。
1:ブリード現象とは
従来のシーリング材には、耐候性を高めるために可塑剤が混和されていました。
しかし、時間の経過とともに可塑剤がシーリング材表面に滲み出て、塗装塗膜表面にまで影響を及ぼします。
その結果、塗装表面が黒く変色してしまう現象がブリード現象です。
ポリサルファイド系シーリング材は、このブリード現象を防ぐ能力が高いのが特徴です。
2:長期間の耐久性
一般的なシーリング材の耐久年数は、塗装を施さない場合で約8年程度とされています。
しかし、ポリサルファイド系シーリング材は20年から30年もの長期間にわたって建物を保護します。
これにより、塗装工事から15年ほど経過した時点でも、シーリング材表面にひび割れが発生せず、雨水の侵入を防ぐことができます。
3:優れた耐汚染性
ポリサルファイド系シーリング材は、表面にゴミやほこりが付着しにくい特性を持っています。
これにより、建物の美観を長く保つことができます。
□ポリサルファイドの利用シーンと注意点
ポリサルファイド系シーリング材は、建物の様々な部位に使用されます。
ここでは、主な使用場所とメリット、そして注意点について解説します。
1:主な使用場所
ポリサルファイド系シーリング材は、建築物の内装や外装の目地、サッシ周りなどに広く使われています。
また、カーテンウォールや石目地などにも適しています。
2:メリットと注意点
ポリサルファイド系シーリング材の最大のメリットは、優れた耐久性と耐汚染性です。
しかし、建物の動きが大きい箇所への使用には注意が必要です。
ポリサルファイド系シーリング材は柔軟性があまり高くないため、建物の動きへの追従性が弱いのです。
また、使用材料によっては塗料を変色させたり軟化させたりすることがあるため、表面に塗装する場合は汚染防止処理を行う必要があります。
□まとめ
ポリサルファイド系シーリング材は、優れた耐久性と耐汚染性を持つ高性能なシーリング材です。
特にブリード現象の防止能力は高く評価されており、長期間にわたって建物の美観と性能を保護します。
ただし、建物の動きが大きい箇所への使用には注意が必要であり、塗装への影響も考慮しなければなりません。
使用目的や場所に合わせて、適切なシーリング材を選択することが重要です。
ポリサルファイド系シーリング材の特性を理解し、適材適所で活用することで、建物の美観と耐久性を長く維持することができるでしょう。
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