雨押え板金とは?施工方法と重要ポイント
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外壁塗装・屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え工事・防水工事・シーリング工事
屋根と外壁の取り合い部分に設置される雨押え板金は、建物の雨漏り防止に重要な役割を果たしています。
しかし、その施工には専門的な知識と技術が必要とされるため、DIYでの設置は難しいとされています。
本記事では、雨押え板金の基本的な役割と施工手順、そして施工時の重要ポイントや注意事項について詳しく解説していきます。
□雨押え板金とは?基本的な役割と施工手順
雨押え板金とは、壁を伝ってきた雨水を屋根へスムーズに流すためのL字型の板金です。
一般的な施工手順は以下の通りです。
1:屋根材を取り付ける
2:雨押え板金を外壁が取り付けられる前に仕込んでおく
3:雨押え板金の上から外壁を張る
この手順を踏むことで、雨水を効率的に排水することができます。
ただし、雨押え板金には弱点もあります。
1:屋根の上を走る水をブロックする効果はない
2:外壁に対して傾斜のついた屋根の場合、屋根そのものの上を流れる雨水が外壁側に流れると、板金のスキマから屋根材の下などに雨水が流れてしまう
完全に雨水の侵入を防ぐのは難しいため、プロの板金職人は頭を悩ませるポイントとなっています。
また、リフォーム時のカバー工法の場合は、既存の屋根や外壁の上から施工するため、雨押え板金も上から取り付けてシーリングで防水処理をする必要があります。
そのため、以下のような問題点が生じることがあります。
1:見た目が太く見える
2:外壁下部の通気口をふさぎ、通気性が悪くなる
3:下地の腐食などで風で飛ばされるリスクがある
築10年以上経過した建物は、屋根業者に点検を依頼することをおすすめします。
□雨押え板金の施工時の重要ポイントと注意事項
雨押え板金を設置する際は、以下の点に注意が必要です。
1:雨水の流れの導線を確保する
2:唐草に合わせて立ち上げ、しっかりと蓋をつくる
3:すき間があると雨水が入り込むので、板金を適切に加工する
これらを踏まえて施工することで、雨漏りのリスクを低減し、板金を長持ちさせることができます。
また、雨押え板金の施工では「納まり」という言葉がよく使われます。
納まりとは、設置する箇所にジャストサイズになるよう、板金を折ったり曲げたりして加工することを指します。
雨押え板金は勾配のある屋根と壁に隣接する部分に取り付けるため、フィットさせるには熟練の技が必要とされます。
そのため、雨押え板金の設置や修理はDIYではなく、必ず専門業者に依頼することが重要です。
DIYによる高所作業は非常に危険であり、専用の道具や高度なスキルも必要とされるためです。
雨押え板金の設置や修理が必要な際は、以下のような業者に依頼するのがおすすめです。
・施工例の多い業者
・自社職人がいる業者
・地域で長く活動している業者
施工実績の豊富な業者なら、屋根全般の知識と技術を兼ね備えているため、安心して任せることができるでしょう。
また、自社職人がいる業者なら、最初から最後まで一人の職人が担当してくれるため、現場状況や施工内容を把握してもらいやすいというメリットがあります。
□まとめ
雨押え板金は、壁を伝ってきた雨水を屋根へスムーズに流すための重要な役割を担っています。
しかし、その施工には専門的な知識と技術が必要とされるため、DIYでの設置は難しいとされています。
施工時は、雨水の流れの導線を確保し、唐草に合わせて立ち上げて蓋をつくり、すき間ができないよう板金を適切に加工することが重要です。
また、雨押え板金の設置や修理は、施工例の多い業者や自社職人がいる業者、地域で長く活動している業者に依頼するのがおすすめです。
雨押え板金の適切な施工と定期的なメンテナンスにより、建物を雨漏りから守り、長く快適に過ごせる住まいを実現することができるでしょう。
深井塗装は創業以来、地域のお客様に高品質塗装×安心をご提供するため、実績と信頼の老舗塗料メーカー「アステックペイント」の塗料を取り扱い、施工実績を積み重ねてきました!
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