下塗りの役割とは?外壁塗装の効果を最大化する方法
みなさん、こんにちは!! 外壁屋根の塗装専門店の深井塗装です!
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◎深井塗装のサービス内容
外壁塗装・屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え工事・防水工事・シーリング工事
外壁塗装を行う上で、下塗り工程は非常に重要な役割を果たします。
自宅や所有物件の外観を美しく保ち、長期的な耐久性を確保するためには、適切な下塗り処理が欠かせません。
本記事では、外壁塗装における下塗りの基本知識と、その重要性について詳しく解説していきます。
DIY愛好家の方はもちろん、プロの塗装業者の方にも役立つ情報が満載ですので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
□外壁塗装の下塗りの基本知識
外壁塗装の工程は、一般的に下塗り、中塗り、上塗りの3段階で構成されています。
近年では、上塗りの上から保護コーティング剤を塗布する4工程塗装も標準的になりつつあります。
それぞれの工程には、外壁塗装の成功に向けた重要な役割があります。
1:下塗り工程の役割
下塗り工程は、中塗りや上塗りの密着性を高め、塗料の吸い込みを防ぐ役割を担っています。
また、下地の状態を改善し、塗装面の機能を向上させる効果もあります。
2:中塗り・上塗り工程の役割
中塗りと上塗りは、使用する塗料のグレードや色艶などにより、外壁の見た目を大きく左右します。
シリコン、フッ素、無機などの仕上げ塗料を選択し、適量を塗り重ねることで、雨風や紫外線から建物を守る丈夫な塗膜を形成します。
3:下地の状態と下塗りの関係
塗り替え時の下地は、劣化していることが多いため、下塗り塗料で下地を整え、中塗りや上塗りとの密着性を高める必要があります。
また、セメント系や窯業系の下地は塗料を吸い込みやすいので、シーラーで吸い込みを止めるまで十分に塗布することが重要です。
□下塗り塗料の役割とその種類
下塗り塗料には、大きく分けて三つの主要な役割があります。
それぞれの役割に適した下塗り塗料を選択し、適切に塗布することが、外壁塗装の品質を左右します。
1:密着性の向上
下塗り塗料は、中塗りや上塗りの密着性を高める役割を持ちます。
劣化した下地に対して接着剤のような働きをし、上層の塗料が剥がれにくくなります。
2:塗料の吸い込み防止
下地が塗料を過剰に吸い込むと、中塗りや上塗りの密着性が低下し、色ムラなどの不具合が生じます。
下塗り塗料は、この吸い込みを防ぐ役割を果たします。
必要に応じて、2~3回の下塗りを行うことで、吸い込みを完全に止めることができます。
3:下地状態の改善と機能の付加
下塗り塗料は、凹凸のある下地を平滑にしたり、ひび割れを覆ったりすることで、塗装面の状態を改善します。
また、錆止めや防水性など、特殊な機能を付加することもできます。
主要な下塗り塗料の種類と特徴は以下の通りです。
・シーラー:密着性の向上と塗料の吸い込み防止に優れる。
水性と油性の2種類がある。
・プライマー:シーラーと同様の役割を持ち、鉄やステンレスなどの下地に適している。
錆止め効果もある。
・フィラー:粘り気のある材質で、凹凸の激しい下地を平滑にする。
模様付けにも使用される。
・微弾性フィラー:シーラーとフィラーの両方の役割を持ち、ひび割れが起こりにくい。
・バインダー:劣化が少なく、塗料の吸い込みが少ない下地に使用される。
□まとめ
外壁塗装における下塗り工程は、中塗りや上塗りの密着性を高め、塗料の吸い込みを防ぐ重要な役割を担っています。
また、下地の状態を改善し、塗装面の機能を向上させる効果もあります。
シーラー、プライマー、フィラーなど、様々な種類の下塗り塗料があり、それぞれの特性を理解して適切に選択・塗布することが、外壁塗装の品質と耐久性を確保するためには不可欠です。
深井塗装は創業以来、地域のお客様に高品質塗装×安心をご提供するため、実績と信頼の老舗塗料メーカー「アステックペイント」の塗料を取り扱い、施工実績を積み重ねてきました!
今回も定期開催しているカラー紹介を行っていきます。
今回は「モカ(色番号:8088)」です。
モカは、明るめのシックなブラウンで、建物の配色を引き締める便利な色です。ツートーンの配色だけでなく、アクセントカラーとしても優れています。茶系の中でも色みを抑えたクールさがあり、日当たりのよい立地では美しく映え、モダンな雰囲気を演出します。