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錆転換材と錆止め剤の違いを徹底解説します!!🐤

塗装・工事の豆知識 2024.11.16 (Sat) 更新

皆さんこんにちは深井塗装です🚙…˖⁺

足立区・荒川区・葛飾区・北区・草加市、他東京23区で屋根工事や外壁塗装を承っております!

 

今回のブログのテーマは錆止めとは違う?錆転換剤についてお話します🤖

 

錆転換剤と錆止め塗料の違い

錆転換剤

錆転換剤は、すでに発生している赤錆(進行性の錆)を化学的に反応させ、

錆の進行を止め、錆びにくい黒錆に変えるための塗料です。

赤錆が深刻化する前に、錆の進行を根本的に抑えることが目的です。

 

黒錆とは

黒錆は錆びにくい鉄の状態を指します。

例えば、中華鍋のように黒くなった鉄は錆びにくいです。

錆転換剤は、この黒錆を作ることで鉄を保護し、錆の進行を防ぎます。

この塗料は液状であるため、錆の奥深くまで浸透し、しっかりと黒錆に変化させることができます。

使用する場面

錆がすでに発生している鉄部に使用。特に錆が広がっている部分で有効です。

効果

赤錆を黒錆に転換することで、錆の進行を抑え、鉄の耐久性を高めます。

黒錆は錆びにくい状態であるため、錆びの広がりを防ぎます。

 

錆止め塗料

錆止め塗料は、鉄部の表面に膜を作り、空気や水分との接触を防ぐことで、錆の発生を防ぐための塗料です。

新しい鉄や、錆を完全に除去した鉄に塗布することで、錆が発生しないように保護します。

使用する場面

錆が発生していない鉄部や、錆を除去した鉄部に使用します。新築時やリフォーム時の予防的な塗装にも使われます。

 

効果

鉄部を外部からの酸素や湿気から保護し、錆びるのを防ぐためのバリアを作ります。

 

主な違い

錆転換剤は、すでに発生している錆を止めるためのもの。

錆止め塗料は、錆が発生する前に予防として使用するもの。

錆がすでに進行している場合には錆転換剤を使用し、その後に錆止め塗料を重ねることで、

鉄部をより長持ちさせることができます。

 

錆転換剤が必要なケース

写真のように錆がかなり広がり、赤錆が発生している状態です。

赤錆は急速に広がり、鉄にダメージを与えて穴が開いてしまう可能性があります

このような状況では、錆転換剤を使用して錆を食い止める必要があります。

塗装の手順

下地処理:研磨

🔺研磨をしてできる限りの錆や古くなった塗装を取り除きます。

錆転換剤塗布

🔺錆がひどく進んでいる部分に錆転換剤を塗布します。

錆がない部分に塗っても効果がないため、錆びている箇所のみ塗装します。

塗った後、黒錆に変わり、これによって錆の進行が止まり、鉄の耐久性が向上します。

錆が進んだ箇所には、効果の高い錆止め塗料を選ぶことが大切です。

 

中塗り・上塗り

🔺錆止めが乾燥した後、上塗りを2回行います。

今回は耐久性に優れた塗料を2回塗布し、厚みのある塗膜を作りました。

作業完了

錆転換剤で赤錆を黒錆に変え、その上に錆止めと上塗りを重ねることで、耐久性が大幅に向上しています。

まとめ

錆転換剤を使用するかどうかで、鉄部の耐久性に大きな違いが出てきます。

塗装において重要なのは、しっかりとした下地処理です🐔

表面だけでなく、鉄の内部まできちんと処理することで、長期間にわたって鉄を保護できます。

見えない部分こそ丁寧に作業を行うことが必要ですꉂꉂ🙊

少しの手間で、鉄部や外壁の寿命は大きく延びます!

深井塗装では、鉄部に錆が進行しているなら、「錆転換剤」の使用をご提案いたします

それだけで大切な建物がより長持ちするようになりますよ🌱 ͛.*

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