錆転換材と錆止め剤の違いを徹底解説します!!🐤
皆さんこんにちは深井塗装です🚙…˖⁺
足立区・荒川区・葛飾区・北区・草加市、他東京23区で屋根工事や外壁塗装を承っております!
今回のブログのテーマは錆止めとは違う?錆転換剤についてお話します🤖
錆転換剤と錆止め塗料の違い
錆転換剤
錆転換剤は、すでに発生している赤錆(進行性の錆)を化学的に反応させ、
錆の進行を止め、錆びにくい黒錆に変えるための塗料です。
赤錆が深刻化する前に、錆の進行を根本的に抑えることが目的です。
黒錆とは
黒錆は錆びにくい鉄の状態を指します。
例えば、中華鍋のように黒くなった鉄は錆びにくいです。
錆転換剤は、この黒錆を作ることで鉄を保護し、錆の進行を防ぎます。
この塗料は液状であるため、錆の奥深くまで浸透し、しっかりと黒錆に変化させることができます。
使用する場面
錆がすでに発生している鉄部に使用。特に錆が広がっている部分で有効です。
効果
赤錆を黒錆に転換することで、錆の進行を抑え、鉄の耐久性を高めます。
黒錆は錆びにくい状態であるため、錆びの広がりを防ぎます。
錆止め塗料
錆止め塗料は、鉄部の表面に膜を作り、空気や水分との接触を防ぐことで、錆の発生を防ぐための塗料です。
新しい鉄や、錆を完全に除去した鉄に塗布することで、錆が発生しないように保護します。
使用する場面
錆が発生していない鉄部や、錆を除去した鉄部に使用します。新築時やリフォーム時の予防的な塗装にも使われます。
効果
鉄部を外部からの酸素や湿気から保護し、錆びるのを防ぐためのバリアを作ります。
主な違い
錆転換剤は、すでに発生している錆を止めるためのもの。
錆止め塗料は、錆が発生する前に予防として使用するもの。
錆がすでに進行している場合には錆転換剤を使用し、その後に錆止め塗料を重ねることで、
鉄部をより長持ちさせることができます。
錆転換剤が必要なケース
写真のように錆がかなり広がり、赤錆が発生している状態です。
赤錆は急速に広がり、鉄にダメージを与えて穴が開いてしまう可能性があります
このような状況では、錆転換剤を使用して錆を食い止める必要があります。
塗装の手順
下地処理:研磨
🔺研磨をしてできる限りの錆や古くなった塗装を取り除きます。
錆転換剤塗布
🔺錆がひどく進んでいる部分に錆転換剤を塗布します。
錆がない部分に塗っても効果がないため、錆びている箇所のみ塗装します。
塗った後、黒錆に変わり、これによって錆の進行が止まり、鉄の耐久性が向上します。
錆が進んだ箇所には、効果の高い錆止め塗料を選ぶことが大切です。
中塗り・上塗り
🔺錆止めが乾燥した後、上塗りを2回行います。
今回は耐久性に優れた塗料を2回塗布し、厚みのある塗膜を作りました。
作業完了
錆転換剤で赤錆を黒錆に変え、その上に錆止めと上塗りを重ねることで、耐久性が大幅に向上しています。
まとめ
錆転換剤を使用するかどうかで、鉄部の耐久性に大きな違いが出てきます。
塗装において重要なのは、しっかりとした下地処理です🐔
表面だけでなく、鉄の内部まできちんと処理することで、長期間にわたって鉄を保護できます。
見えない部分こそ丁寧に作業を行うことが必要ですꉂꉂ🙊
少しの手間で、鉄部や外壁の寿命は大きく延びます!
深井塗装では、鉄部に錆が進行しているなら、「錆転換剤」の使用をご提案いたします
それだけで大切な建物がより長持ちするようになりますよ🌱 ͛.*
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