スタッフブログ 塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

HOME > スタッフブログ > 凍害とは?コンクリートの劣化原因と症状、補修方法を解説

凍害とは?コンクリートの劣化原因と症状、補修方法を解説

塗装・工事の豆知識 2025.01.07 (Tue) 更新

 

みなさん、こんにちは!! 外壁屋根の塗装専門店の深井塗装です!

深井塗装は国家資格を保有する自社職人が施行している地域密着型外壁塗装専門店です。

◎深井塗装のサービス内容

外壁塗装・屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え工事・防水工事・シーリング工事

 

コンクリート構造物の劣化原因や対策に関心があり、適切な保全方法を学びたいと考えているあなたへ。
この記事では、コンクリート構造物の劣化原因のひとつである「凍害」について解説します。

凍害は、コンクリート内部の水分が凍結と融解を繰り返すことで生じる劣化現象です。
凍害が発生すると、コンクリート表面にひび割れや剥落などが発生し、構造物の強度や耐久性を低下させる原因となります。
この記事では、凍害の種類や症状、そして補修方法について詳しく解説することで、あなたが凍害による劣化を予防し、構造物の安全性を高めるための対策を講じられるように支援します。

コンクリートの凍害とは?

凍害は、コンクリート内部の水分が凍結と融解を繰り返すことで生じる劣化現象です。
コンクリートは、セメントと水、砂、砂利などを混ぜ合わせて作られますが、セメントと水が化学反応を起こすことで硬化します。
しかし、気温が低い環境下では、コンクリート内部の水分が凍結し、体積が膨張します。
この体積膨張によってコンクリート内部に圧力がかかり、微細なひび割れが発生します。
そして、気温が上昇して水分が融解すると、ひび割れ部分に水が浸透し、再び凍結することでひび割れが拡大していきます。
この凍結と融解を繰り返すことで、コンクリートは徐々に劣化し、強度が低下していきます。

1: 凍害が発生しやすい場所

凍害が発生しやすい場所は、以下のとおりです。

・寒冷地
・山間部
・日陰になる場所
・水に濡れやすい場所

これらの場所では、気温が氷点下になることが多く、コンクリート内部の水分が凍結しやすい状況にあります。

2: 凍害によるコンクリートの劣化

凍害によってコンクリートは、以下の様な症状が現れます。

・ひび割れ
・剥落
・スケーリング
・ポップアウト

これらの症状は、凍害の進行度合いによって異なります。
初期段階では、コンクリート表面に細かいひび割れや剥落などが発生します。
しかし、凍害が進行すると、ひび割れが拡大し、コンクリートが剥落したり、スケーリングが発生したりします。
スケーリングとは、コンクリート表面が薄く剥がれる現象です。
ポップアウトとは、コンクリート表面に小さな穴が開く現象です。

3: 凍害の予防

凍害を予防するためには、以下の対策を行う必要があります。

・コンクリートの品質管理
・凍結防止剤の使用
・断熱材の設置
・排水対策

コンクリートの品質管理では、水セメント比や骨材の品質、配合などを適切に管理することで、凍害に対する抵抗性を高めることができます。
凍結防止剤は、コンクリートの凍結温度を下げる効果があります。
断熱材は、コンクリートへの熱の伝達を遮断することで、凍結を防ぐ効果があります。
排水対策は、コンクリート表面に水が溜まるのを防ぐことで、凍結によるダメージを軽減する効果があります。

凍害の種類と症状

凍害には、大きく分けて2つの種類があります。

・初期凍害
・凍結融解作用による凍害

初期凍害は、コンクリートが硬化する前に水分が凍結することで生じる硬化不良です。
凍結融解作用による凍害は、コンクリートが硬化した後に水分が凍結と融解を繰り返すことで発生する劣化現象です。

1: 初期凍害

初期凍害は、コンクリートを打設して硬化する前に水分が凍結することで生じる硬化不良です。
コンクリートは、セメントと水が化学反応を起こすことで硬化しますが、気温が低い環境下では、硬化する前に水分が凍結し、化学反応が阻害されることがあります。
その結果、コンクリートは十分な強度を得ることができず、脆くなってしまいます。
初期凍害が発生すると、コンクリート表面に凍結模様や黒ずみが見られることがあります。

2: 凍結融解作用による凍害

凍結融解作用による凍害は、コンクリートが硬化した後に水分が凍結と融解を繰り返すことで発生する劣化現象です。
コンクリート内部の水分が凍結すると、体積が膨張し、コンクリート内部に圧力がかかります。
この圧力によって、コンクリートにひび割れや剥落が発生します。
凍結融解作用による凍害が発生すると、コンクリート表面にひび割れ、剥落、スケーリング、ポップアウトなどの症状が現れます。

まとめ

コンクリートの凍害は、構造物の強度や耐久性を低下させる原因となります。
凍害を予防するためには、コンクリートの品質管理、凍結防止剤の使用、断熱材の設置、排水対策など、適切な対策を行う必要があります。
凍害による劣化が発見された場合は、適切な補修を行うことが重要です。

深井塗装は創業以来、地域のお客様に高品質塗装×安心をご提供するため、実績と信頼の老舗塗料メーカー「アステックペイント」の塗料を取り扱い、施工実績を積み重ねてきました!

今回も定期開催しているカラー紹介を行っていきます。
今回は「アイアンバーグ(色番号:8092)」です。
アイアンバーグは格調高い重厚感のある色味が特徴です。
全体に使うよりもツートンカラーの1階部分に使用するなどアクセントをつけることなどに向いています。建物自体の雰囲気を一気に引き締めますよ!

足立区・東京23区・埼玉県南部地域密着!
お客様の大切なお家を
守ります
ご相談見積り診断無料です!!

0120-121-888 【営業時間】8:00~19:00

  • 外壁塗装ショールーム 来店予約でQUOカード進呈!!来店予約はこちら
  • クオカード進呈お気軽にご相談ください お見積り依頼 見積り依頼はこちらから

他社でお見積り中の方も大歓迎!失敗しないためにもぜひ比較してください!!