垂木とは?:屋根を支える重要な役割を知ろう
みなさん、こんにちは!! 外壁屋根の塗装専門店の深井塗装です! 深井塗装は国家資格を保有する自社職人が施行している地域密着型の外壁塗装専門店です。 ◎深井塗装のサービス内容 外壁塗装・屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え工事・防水工事・シーリング工事 屋根は、家全体を守る重要な役割を担っています。 その屋根構造の中でも、垂木は欠かせない存在です。 本記事では、垂木の基本的な役割や選び方について詳しく解説していきます。 住宅建築やリフォームに関心のある方、自宅の屋根構造について理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。 □垂木とは:基本から学ぶ屋根構造の重要部材 垂木とは、屋根構造の中で重要な役割を果たす部材の一つです。 その主な機能は以下の通りです。 1:屋根の形状を維持する 垂木は、屋根の最上部にある棟木から中段の母屋、下段の桁にかけて斜めに取り付けられます。 これにより、屋根の傾斜を作り出し、屋根全体の形状を維持します。 2:屋根材を支える 垂木の上には、野地板や構造用合板などの下地材が取り付けられ、その上に屋根材(瓦、スレート、ガルバリウム鋼板など)が載せられます。 つまり、垂木は屋根材の重さを直接支える役割を担っているのです。 3:適切な間隔で配置される 垂木は、通常45.5cmの間隔で配置されます。 この間隔は、屋根材の重さや建物の大きさなどを考慮して決められています。 適切な間隔で垂木を配置することで、屋根全体の強度が確保されるのです。 垂木と似た役割を持つ部材として、根太があります。 根太は床の下地を支える材料で、垂木が屋根を支えるのに対し、根太は床を支えるという違いがあります。 垂木に使われる代表的な木材としては、以下のようなものがあります。 ・スギ:日本で最も使用されている木材の一つ。 加工しやすく、保湿性に優れています。 ・パイン:北米産の木材で、スギと同様に加工しやすく、比較的安価です。 □垂木の寸法と選び方 垂木の寸法は、屋根材の種類や重さによって異なります。 適切な寸法の垂木を選ぶことで、屋根の強度を確保することができます。 1:スレート屋根の場合 一般的なスレート屋根では、6×4.5cmの垂木が使用されます。 軒の出が長い場合は、7.5×4.5cmや9×4.5cmの垂木を使用して強度を高めます。 2:ガルバリウム鋼板の場合 ガルバリウム鋼板の屋根では、7.5×4.5cmの垂木が一般的です。 ただし、鋼板の種類や重さによっては、寸法の検討が必要です。 3:瓦屋根の場合 重量のある瓦屋根では、7.5×6cmの垂木が使用されることが多いです。 軒の出が長い場合は、9×6cmや10.5×6cmの垂木を検討します。 4:テラス屋根の場合 軽量なポリカーボネートやセッパンを使用するテラス屋根では、4.5×4.5cmの垂木が一般的です。 屋根材が重い場合や面積が大きい場合は、太めの垂木を選びます。 垂木の間隔(ピッチ)は、通常45.5cmですが、屋根が重い場合は30.3cmや36.4cmに狭めることで強度を高めます。 また、垂木の長さは、住宅用で3~6m、テラスやガレージ用で2~4mが目安となります。 必要な長さに合わせて、市販されているサイズから選択しましょう。 □まとめ 垂木は、屋根の形状を維持し、屋根材の重さを支える重要な役割を担っています。 適切な寸法と間隔の垂木を選ぶことで、屋根全体の強度を確保することができます。 垂木の材質としては、スギやパインが代表的です。 屋根構造について理解を深めることは、住宅建築やリフォームを行う上で大切なことです。 本記事を参考に、垂木の基本的な知識を身につけ、自宅の屋根について考えてみてはいかがでしょうか。 深井塗装は創業以来、地域のお客様に高品質塗装×安心をご提供するため、実績と信頼の老舗塗料メーカー「アステックペイント」の塗料を取り扱い、施工実績を積み重ねてきました! 今回も定期開催しているカラー紹介を行っていきます。 今回は「アイアンバーグ(色番号:8092)」です。 アイアンバーグは格調高い重厚感のある色味が特徴です。 全体に使うよりもツートンカラーの1階部分に使用するなどアクセントをつけることなどに向いています。建物自体の雰囲気を一気に引き締めますよ! 2024年06月01日 更新 詳しくはこちら塗装・工事の豆知識