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塗装ケレンとは何か?知らなきゃ損する基礎知識🪄︎︎◝✩

「そろそろ外壁塗装を考えているけど、見積もり書にある『ケレン』って何だろう?」 「塗装の工程を調べたら、ケレンという言葉が出てきたけど、本当に必要なの?」 もしあなたが今、外壁塗装を検討中で、こんな疑問を抱えているなら、このブログはきっと役に立ちます👍🏻⸒⸒👍🏻⸒⸒ 今回は、塗装工事において塗料と同じくらい重要だと言われている「ケレン」という作業について、 その基本から具体的な工程、なぜこの作業が大切なのかをわかりやすく解説していきます。 この記事を最後まで読めば、ケレン作業の本当の重要性が理解でき、適正な塗装工事を見抜くための知識が身につきます。 「初めての塗装で、何から手をつければいいかわからない方」 「見積もり書の内容をしっかり理解したい方」 「信頼できる業者を見極めたい方」 そんな方々に、ぜひ読んでいただきたい内容ですよ💝⌒+。 塗装の質を左右する『ケレン』とは? 塗装工事というと、ペンキを塗る作業をイメージする方がほとんどだと思います。し かし、実はその「塗る」作業よりも前に、とても大切な工程があります。それが、今回ご紹介する「ケレン」です。 ケレンとは、塗装する面のサビや古い塗膜、汚れなどを、サンドペーパーやワイヤーブラシといった工具を使って、物理的に取り除く作業のことです。 この作業は、塗料をきれいに、そしてしっかりと密着させるために不可欠な、いわば「下地処理」の一環です。 想像してみてください。 ホコリだらけの壁に絵の具を塗っても、きれいに色がつかず、すぐに剥がれてしまいますよね。 塗装もこれと同じで、下地が汚れたり、劣化したりしている状態だと、どんなに高価で高性能な塗料を使っても、 その効果を十分に発揮できません。 ケレンは、この下地をきれいに整え、塗料が持つ本来の性能を最大限に引き出すための、非常に重要な準備作業なのです。 なぜケレンがそんなに重要なのか?その3つの理由 ケレン作業は、なぜそこまで重要なのでしょうか。その理由は、以下の3つのポイントに集約されます。 1. 塗料の密着性を格段に向上させる 塗装の目的は、単に建物の見た目を美しくすることだけではありません。塗膜を形成し、建物自体を雨や風、紫外線から守ることが最大の目的です。この保護機能を十分に発揮させるには、塗料が下地にしっかりと密着していることが大前提となります。 ケレン作業によって、古い塗膜やサビ、汚れを完全に除去することで、新しく塗る塗料が直接下地に触れ、強固に結合することができます。これにより、塗膜の剥がれやひび割れといったトラブルを未然に防ぎ、塗装の寿命を大きく延ばすことができるのです。 2. 塗膜の仕上がりを美しくする ケレンを怠った場合、下地に残ったサビや浮いた塗膜のデコボコが、そのまま仕上がりに影響してしまいます。どんなに丁寧に塗装をしても、表面が滑らかでないと、塗りムラができたり、見た目が悪くなってしまいます。 ケレンで下地を平滑にすることで、塗料が均一に塗布され、プロフェッショナルで美しい仕上がりを実現します。 3. 塗料の本来の性能を引き出す 最近の塗料は、遮熱性や防汚性、防カビ性など、さまざまな高機能を持っています。これらの機能は、塗料が適切な厚みと均一さで塗布されて初めて効果を発揮します。 サビや汚れが残っていると、塗料がうまく付着せず、塗膜が不均一になってしまうため、塗料の持つ本来の性能が十分に発揮されません。ケレン作業は、塗料のポテンシャルを最大限に引き出すための、必要不可欠なステップなのです。 ケレン作業の具体的な工程 ケレン作業は、建物の素材や劣化の状態によって、最適な方法が選ばれます。一般的な外壁塗装工事でよく行われるケレン作業をいくつかご紹介します。 ケレン作業の分類 ケレン作業は、その仕上がりの程度によって、第1種から第4種まで分類されています。一般住宅の外壁塗装では、第3種ケレンや第4種ケレンが主流です。 第1種ケレン:塗膜やサビをほぼ完全に除去する、最も徹底したケレン。主に大規模な鉄骨構造物などに用いられます。 第2種ケレン:ほとんどのサビや古い塗膜を除去するケレン。こちらも鉄骨構造物などでよく使われます。 第3種ケレン:電動工具や手工具で、活膜以外のサビや劣化した塗膜を除去するケレン。一般的な住宅の鉄部(付帯部)塗装でよく行われます。 第4種ケレン:手工具やサンドペーパーで、サビや汚れを軽く除去し、表面を整えるケレン。外壁や屋根塗装の際に行われることが多いです。 この分類からもわかるように、ケレンは単に「こする」だけの作業ではなく、プロの知識と経験が問われる重要な工程なのです。 実際の作業例 鉄部:ベランダの手すりや雨樋など、鉄製の部分にはサビが発生しやすいです。ワイヤーブラシや電動工具を使って、サビを完全に除去します。 木部:戸袋や雨戸など木製の部分には、古い塗膜の剥がれや腐食が見られることがあります。サンドペーパーを使って表面を滑らかにし、塗料が浸透しやすいようにします。 外壁:チョーキング(塗膜の白い粉化)や藻、コケの付着が見られる場合は、高圧洗浄と合わせてケレンを行い、下地をきれいにします。 信頼できる業者を見極めるためのチェックポイント ケレンの重要性を理解した上で、塗装を依頼する際にどうすれば良い業者を見つけられるのでしょうか?以下の2つのポイントをぜひ参考にしてください。 1. 見積書に「ケレン」や「下地処理」の記載があるか 信頼できる業者は、ケレン作業の重要性を認識しているため、見積書に「ケレン」「下地処理」といった項目を具体的に記載してくれます。もし、これらの項目が「一式」とまとめられていたり、記載が一切ない場合は、注意が必要です。 2. 施工中の様子を報告してくれるか ケレン作業は、見えにくい部分で行われることが多いため、お客様が直接確認するのは難しいかもしれません。しかし、優良な業者は、施工中のケレン作業の様子を写真で報告してくれるなど、お客様への情報提供を怠りません。 まとめ 今回は、塗装工事における「ケレン」の重要性についてお話ししました。 「ケレン」は地味な作業に見えるかもしれませんが、実は建物を守り、塗装を長持ちさせるための土台作りとして、 非常に重要な役割を担っています。 深井塗装では、お客様の大切な建物を守るために、このケレン作業を一つひとつ丁寧に、妥協することなく行っております。 「うちの家はケレンが必要かな?」 「具体的な費用はどれくらい?」 そんな疑問をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。専門のスタッフが、お客様のご不安に丁寧にお答えし、 最適なプランをご提案させていただきます。 2025年09月27日 更新 詳しくはこちら

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今年の夏は乗り切れた?夏に起きやすい屋根トラブルと板金補修の全知識🏋️‍♂️

今年の夏も暑かったですね~ やっと秋の風を感じるようになりましたが、お住まいは無事のりきれていますか? 猛暑が続くと「屋根が熱で変形してしまうのでは?」と不安になる方も多いはずです。 特に金属屋根や板金部分は、直射日光を浴びると表面温度が70℃を超えることもあり、その影響は決して小さくありません🍪=͟͟͞͞ 今回の記事では、夏場に起こりやすい屋根板金の不具合と、その確認ポイントを「チェックリスト形式」でご紹介します。 読み終えるころには、「うちの屋根は大丈夫かな?」「専門業者に見てもらった方が安心かも」といった判断材料が手に入ります。 屋根の状態を一度見直したい方や、将来的なトラブルを未然に防ぎたい方には特におすすめの内容です﹌🏌🏻‍♀️✶⋆ 屋根板金が暑さで受ける影響とは? 屋根板金とは、棟板金(屋根の頂部を覆う金属部材)や谷板金(雨水を流すV字部分)など、 建物の防水・補強に使われる金属パーツのことです。 暑さによる影響の代表例 膨張と収縮 金属は熱で膨張し、冷えると縮みます。この繰り返しで留めている釘やビスが緩むことがあります。 反りや歪み 長期間直射日光を浴びると、板金がわずかに反り返り、隙間ができてしまうことも。 塗膜の劣化 高温により表面の塗装が早く劣化し、サビの原因になります。 これらはすぐに目に見える不具合ではなく、数年かけて少しずつ進行するため、点検を怠ると雨漏りや内部腐食につながるリスクがあります。 夏前に確認すべき板金チェックリスト 1. 棟板金の浮きや釘の緩み 屋根の一番高い位置にある棟板金は、暑さによる金属の膨張・収縮で特に不具合が出やすい部分です。 釘が浮いていないか 板金が浮いて隙間ができていないか を確認しましょう。強風で飛ばされる事故防止にもつながります。 2. 谷板金のサビや劣化 屋根の谷部分にある板金は、雨水が集中するためサビや劣化が起こりやすい箇所です。 サビの発生 水の流れがスムーズか をチェック。夏前に確認しておけば、ゲリラ豪雨の際も安心です。 3. 外壁との取り合い部 屋根と外壁が接している境界は、防水処理が甘いと水が入りやすくなります。板金の浮きやシーリングの劣化がないかを確認してください。 4. 雨樋まわりの板金 雨樋を固定している部分や周囲の板金は、暑さで歪むことがあります。ここが変形すると排水不良や雨漏りにつながります。 5. 表面の塗装状態 光沢がなくなっていたり、チョーキング(白い粉が付く現象)が見られたら塗膜劣化のサインです。サビが広がる前に補修・塗装を行うことが大切です。 点検時の注意点 屋根の点検は高所作業を伴うため、安易に自分で登るのは危険です。双眼鏡やスマホの望遠カメラで地上から確認できる範囲をチェックし、気になる点があれば専門業者へ依頼するのがおすすめです。 特に、 築10年以上経過している 以前の工事から10年ほど経っている 台風や強風のあとに確認していない という方は、一度専門の目で点検してもらうと安心です。 プロが行う板金メンテナンスの流れ 現地調査  ドローンや目視で板金の状態を確認。 補修内容の提案  釘の打ち直し、ビス交換、防水テープ施工などを検討。 必要に応じた交換や塗装  劣化が進んでいる場合は板金交換や再塗装を実施。 アフター点検  工事後も定期的な点検を推奨。 深井塗装では、施工後に保証や定期点検を設け、長期的に安心して暮らせるサポートを行っています。 夏の屋根トラブルを防ぐために 「屋根が歪んでから」では修理費用が高額になってしまいます。夏の猛暑が来る前に確認し、小さな不具合のうちに対処することが、結果的にコスト削減と住まいの寿命延長につながります。 特に最近は、ゲリラ豪雨・猛暑・台風といった自然環境の変化が激しくなっており、屋根への負担も年々増加しています。だからこそ「予防のための点検」が欠かせません。 まとめ 屋根板金は夏の暑さで膨張・収縮し、釘の緩みや歪みが発生しやすい。 棟板金、谷板金、外壁取り合い部、雨樋周辺、表面塗装の5つは特に要チェック。 自分で確認するのは危険なので、気になる症状があれば専門業者に相談を。 深井塗装では点検から補修・塗装・アフターフォローまで一貫対応し、安心の住まいづくりをサポートしています。 夏を迎える前の今こそ、屋根板金の状態を確認して、快適で安全な住まいを守っていきましょう。 お問い合わせはこちら   2025年09月25日 更新 詳しくはこちら

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雨漏りの8割は同じ場所から?知らないと損するチェックポイント.☝️•.

こんにちは、地域密着で外壁・屋根のメンテナンスに取り組んでいる深井塗装です°🐇⌗𖦹 「突然の雨漏り、どこから水が入ってくるのか分からなくて不安…」 そんなお悩みをお持ちではないでしょうか?実は雨漏りの原因は意外と共通している部分が多く、 適切な知識を持っていれば事前に防げるケースも少なくありません! 今回の記事では、プロの現場経験から分かる「雨漏りの発生しやすい箇所」と、その効果的な予防方法を詳しくご紹介します。 読んでいただければ、「我が家のこの部分は点検しておいた方がいいかも」といった気づきが得られるはずです࿁ 🥐⏜ ࣪‎ これから外壁や屋根のメンテナンスを検討している方はもちろん、 既に雨漏りを経験して修理をしたけれど再発が心配…という方にもぜひ読んでいただきたい内容です。 雨漏りが発生しやすい代表的な場所 屋根の棟板金(むねばんきん) 屋根の頂上部分を覆う棟板金は、風雨や紫外線の影響を強く受ける場所です。 固定している釘が緩むと隙間ができ、そこから雨水が侵入してしまいます。 特に台風や強風の後に不具合が見つかるケースが多く、定期点検の重要性が高い箇所です。 外壁とサッシの取り合い部分 窓まわりは雨漏りの発生率が非常に高いポイント。 外壁とサッシの間に打ち込まれているシーリング材が劣化すると、ひび割れや剥離が起こり、そこから水が入ります。築10年以上経過している住宅では特に注意が必要です。 ベランダやバルコニー 防水層の劣化によって雨水が内部に浸入するケースが多く見られます。 排水口が詰まって水が溜まると、防水シートの劣化が早まり、やがて雨漏りにつながります。 外壁のひび割れ 一見小さなクラックでも、放置すると雨水が毛細管現象で内部へ侵入します。ひび割れは早期発見・早期補修が鉄則です。 雨漏りの原因は「経年劣化」が大半 「うちは手抜き工事だったのでは?」と不安に思われる方もいますが、実際には経年劣化が原因の雨漏りが大半です。 特にシーリング材や防水層、塗膜といった部分は紫外線・雨・風に常にさらされており、10年〜15年で寿命を迎えるのが一般的です。 つまり「どんなに丁寧に建てた家でも、適切な時期にメンテナンスを行わなければ雨漏りのリスクは避けられない」ということです。 n 雨漏りを予防するための具体的な方法 1. 定期点検を行う 築10年を超えたら、専門業者による点検を定期的に受けるのが理想です。特に台風や大雨の後は、早めに点検を行うことで小さな劣化を見逃さずに済みます。 2. シーリングの打ち替え 外壁とサッシの取り合いや外壁目地のシーリングは、10年前後での打ち替えが目安です。新しいシーリング材に交換することで雨水の侵入を防げます。 3. 屋根のメンテナンス 棟板金の釘をビスに打ち替えたり、屋根材の塗装・カバー工法を行うことで雨漏りリスクを下げられます。屋根は自分で点検しにくいため、ドローン調査や専門業者の目視点検を依頼するのが安心です。 4. 防水工事の定期更新 ベランダやバルコニーの防水は、10〜12年ごとに再施工するのが目安です。ウレタン防水やFRP防水など、それぞれの工法に合わせて適切な時期にメンテナンスを行いましょう。 雨漏りを放置するとどうなる? 「ちょっと天井にシミがあるだけだから大丈夫」と放置すると、内部でカビや腐食が進み、構造体そのものを傷めてしまいます。 結果として大規模修繕が必要になり、修理費用は数十万円〜数百万円に膨らむことも。 早期に補修すれば数万円で済んだ工事が、放置によって何倍ものコストになるケースは珍しくありません。 プロが伝えたい雨漏り対策の考え方 雨漏りは「起きてから対処」では遅い 小さな劣化のうちに補修することで被害を最小限にできる 定期的なメンテナンスは「費用がかかる」のではなく「無駄な出費を減らす」行為 これが、外壁・屋根の施工現場を数多く経験してきた私たちが実感している事実です。 まとめ 雨漏りの多くは「屋根の棟板金」「外壁とサッシの取り合い」「ベランダ防水」「外壁のひび割れ」といった、 共通のポイントから発生します。これらはすべて、定期的な点検と早めのメンテナンスで防ぐことができます🐾⟡⟆ ྀི 深井塗装では、雨漏り診断から補修、外壁・屋根の塗装や防水工事まで一貫して対応可能です。 経験豊富な自社職人がしっかりと点検・施工を行い、お住まいを長く守ります。 「雨漏りが心配…」「築10年を超えたけれど点検をしていない」という方は、ぜひ一度ご相談ください! お問い合わせはこちら 2025年09月21日 更新 詳しくはこちら

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「ただ塗るだけじゃない!」プロが語る外壁塗装の肝『素地調整』の全貌🌿 ︶ ✦

深井塗装のブログにお越しいただき、ありがとうございます! 「外壁塗装や屋根塗装って、ただ塗るだけでしょ?」そう思っていませんか?😦 実は、塗料の性能を最大限に引き出すために、塗る前に行う「素地調整」という重要な工程があるんです。 この作業を怠ると、せっかく良い塗料を使っても効果が半減してしまったり、後々のトラブルにつながったりすることも😥 この記事では、塗装の仕上がりと耐久性を左右する「素地調整」について、その重要性から具体的な作業内容、 そして素地調整の種類まで、専門的な内容をわかりやすく解説していきます૮ 🐚 ༘ ˚ ꒱ この記事を最後まで読めば、素地調整がなぜ必要なのか、どんな作業が行われるのかが理解でき、 ご自宅の塗装工事が適切に行われているかチェックできるようになります。 「そろそろ家の塗り替えを考えているけれど、何から手をつけていいか分からない」 「塗料の効果をしっかり発揮させて、長持ちする塗装にしたい!」 「信頼できる業者を見つけるポイントを知りたい」 そんな風にお考えの方に、ぜひ読んでいただきたい内容です┊꒷⛏️⑅ 塗料の効果を最大化する『素地調整』とは? 皆さんは「素地調整(そじちょうせい)」という言葉を聞いたことがありますか? 聞き慣れない言葉かもしれませんが、塗装工事において、この素地調整は、実は最も重要な工程のひとつなんです。 簡単に言うと、素地調整とは、「塗装する面(素地)をきれいに整え、塗料がしっかりと密着するように下準備する作業」のことです。 この下準備がいい加減だと、どんなに高価な塗料を使っても、その性能を十分に発揮できません。 例えるなら、メイクの前に洗顔や保湿で肌を整えるのと同じです。 肌が汚れたままメイクをしても、すぐにヨレて崩れてしまいますよね。 塗装も同じで、素地調整を怠ると、以下のような様々な問題が起こりやすくなってしまいます。 塗料が剥がれやすくなる 塗りムラができ、見栄えが悪くなる ひび割れや膨れが起こる 本来の耐用年数より早く劣化する つまり、素地調整は、塗装の仕上がりと耐久性を大きく左右する、縁の下の力持ちのような存在なのです。 素地調整が必要な理由 素地調整がなぜここまで重要視されるのでしょうか?その理由は主に以下の3つです。 1. 塗料の密着性を高めるため 塗料は、素地の表面に密着することで初めて、防水性や耐久性、美観などの効果を発揮します。 素地に付着した汚れやサビ、古い塗膜などが残っていると、塗料が直接素地に触れることができず、密着力が弱くなってしまいます。 素地調整で表面をきれいにすることで、塗料と素地がしっかり結合し、剥がれにくい強固な塗膜を形成することができるのです。 2. 塗料の性能を最大限に引き出すため 塗料には、それぞれに様々な機能があります。 遮熱・断熱機能 防汚機能 防藻・防カビ機能 など、様々な付加価値を持った高機能塗料が数多く開発されています。 しかし、これらの機能は、塗料が均一に、そして十分な厚みで塗られているからこそ効果を発揮します。 素地がデコボコしていたり、汚れが残っていたりすると、塗料が均一に塗れず、本来の性能を発揮できなくなってしまうのです。 3. 塗膜の耐久性を向上させるため 素地調整をせずに塗装をすると、塗膜がすぐに剥がれてしまったり、ひび割れや膨れなどの不具合が早期に発生しやすくなります。 そうなると、せっかく塗装をしたのに、数年で塗り直しが必要になってしまい、余計な費用と手間がかかってしまいます。 適切な素地調整を行うことで、塗膜の寿命が延び、長期にわたって建物を保護することができます。 これは、お客様にとって最も重要なコストパフォーマンスにつながります。 素地調整の具体的な作業内容 素地調整と一口に言っても、その作業内容は多岐にわたります。 建物の状態や素地の種類に合わせて、最適な方法が選ばれます。ここでは代表的な作業内容をいくつかご紹介します。 1. 高圧洗浄 外壁塗装で最も一般的な素地調整が、高圧洗浄です。専用の機械を使って、強力な水圧で建物の外壁や屋根を洗浄します。 この作業の目的は、表面に付着した汚れ、カビ、コケ、藻、古い塗膜などを徹底的に洗い流すことです。 特に、コケや藻は、塗膜の密着を妨げるだけでなく、水分を保持して素地の劣化を早める原因にもなります。 2. ケレン(下地処理) ケレンとは、金属部分のサビや古い塗膜、浮き上がった塗膜などを、ワイヤーブラシやサンドペーパーなどを使って手作業で除去する作業のことです。 特に鉄部や木部など、素材によって適切なケレンの度合いが異なり、この作業を丁寧に行うことで、塗料の密着力が格段に向上します。 3. シーリング(コーキング)の打ち替え・増し打ち 外壁のボードとボードのつなぎ目や、窓まわりにあるゴム状のシーリング材は、経年劣化でひび割れたり、痩せてしまったりします。 このひび割れを放置すると、そこから雨水が建物内部に侵入し、雨漏りの原因となってしまいます。 塗装工事の際には、このシーリング材を新しく打ち替えたり、上から新しいシーリング材を充填する「増し打ち」を行ったりします。 シーリング材は、塗装の仕上がりにも影響するため、非常に重要な工程です。 4. クラック(ひび割れ)の補修 外壁にできた小さなひび割れ(クラック)も、雨水が侵入する原因となります。 ひび割れの大きさや深さに応じて、適切な補修材(シーリング材やモルタルなど)を充填し、ひび割れを埋める作業を行います。 この作業を丁寧に行うことで、雨漏りや建物の構造体の劣化を防ぎます。 素地調整をきちんとやってくれる業者を見極めるポイント 素地調整の重要性をご理解いただけたと思いますが、お客様自身でその作業を細かくチェックするのは難しいかもしれません。 そこで、素地調整をきちんとやってくれる信頼できる業者を見極めるためのポイントをいくつかご紹介します。 1. 見積書に「素地調整」の項目が明記されているか 信頼できる業者は、素地調整の重要性を認識しているため、 見積書に「高圧洗浄」「ケレン」「クラック補修」などの項目を具体的に記載してくれます。 もし、「一式」とまとめて記載されていたり、素地調整に関する項目が一切ない場合は、 その業者がこの工程を軽視している可能性があります。 2. 作業中の写真や報告をこまめにしてくれるか 優良な業者は、作業の進捗状況を、お客様に写真付きでこまめに報告してくれます。 高圧洗浄のビフォーアフター、ケレン作業の様子など、目に見えない部分の作業をしっかり見せてくれる業者は、 安心して任せることができます。 3. 専門的な質問に丁寧に答えてくれるか 「なぜ高圧洗浄が必要なのですか?」「ケレンとは具体的に何をしますか?」など、 素地調整に関する質問を投げかけた際に、専門家として分かりやすく、丁寧に説明してくれる業者は、知識と技術力がある証拠です。 素人にもわかるようにかみ砕いて説明してくれる業者なら、きっとあなたの不安も解消してくれるはずです。 まとめ 今回は、塗装工事の仕上がりと耐久性を左右する「素地調整」について、その重要性や具体的な作業内容を解説しました꒰ 🐈‍⬛ ♫ 彡 「塗装は塗料を塗るだけの作業」というイメージが、少し変わったのではないでしょうか? どんなに優れた塗料でも、それを塗る下地がしっかりしていなければ、その効果は半減してしまいます。 深井塗装では、お客様の大切な家を長く守るために、素地調整の工程を一切妥協せず、 国家資格を持つ自社職人が丁寧な作業を心がけています。 外壁や屋根の劣化が気になる、そろそろ塗り替えを検討しているという方は、ぜひお気軽にご相談ください。 無料診断やお見積もりも承っておりますので、無理な勧誘は一切ありませんのでご安心ください˚🚜⊹ お問い合わせはこちら 2025年09月19日 更新 詳しくはこちら

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肩書きに騙されないで!!確実に資格所有業者を選ぼう🦈໋’۪ 𖧵

こんにちは、深井塗装のブログに来てくださってありがとうございます! 私たちは足立区を拠点に、外壁・屋根の塗装や雨漏り修理まで、品質とコスパの両立にこだわる地域密着の専門店です。 施工は国家資格を持つ自社職人が担当。外壁・屋根塗装はもちろん、屋根カバー工法や葺き替え、防水・シーリングまでワンストップで対応します𐔌 ྀི 🎠﹒꒱꒱ 適正価格のお見積もり、外壁10~15年・屋根最大25年の安心保証、困った時の即応体制、火災保険や助成金の申請サポートもお任せください。 もちろん、無理な営業は一切しません。 「業者選びで失敗したくない」「資格の違いが分からず不安」――そんなお悩みをお持ちの方へ この記事では、外壁塗装の“本物の資格”と呼べる国家資格「一級塗装技能士(建築塗装作業)」の価値、 そして「1級外壁屋根調査士」など紛らわしい肩書との違いを、初心者にも分かりやすく解説します。 読み終えるころには、資格の見分け方・確認の仕方・見積もり時のチェックポイントまで理解できるはず🍃 ࣪˖♡ これから業者選定をする一般のご家庭、管理組合、オーナー様にぜひ読んでほしい内容です! 本当に“効く”資格はどれ?— 国家資格「一級塗装技能士」 外壁塗装の現場品質を左右する代表的な国家資格が「塗装技能士」です。 等級は1〜3級があり、最上位の一級は実務経験と学科・実技の厳しい試験に合格した職人に与えられます。 とくに住宅で重要なのは「建築塗装作業」。 下地調整、養生、塗布量の管理、材料選定、乾燥時間の見極めといった“仕上がりと耐久性の根幹”に関わる力が問われます。 なお「一級建築施工管理技士」は現場全体の管理に強い国家資格で、塗装技能士とは役割が異なります。 理想は、管理と技能の双方が社内に揃っている体制です。   ちょっと待って、その肩書きは誰が認定? 最近増えているのが「1級外壁屋根調査士」「外壁診断士」「劣化診断士」など、“1級”や“士”の名称が付いた民間資格・社内認定です。 これらは学びの証として価値がゼロではありませんが、国家資格ではありません。 試験の厳格さや実技の検証、更新・罰則といった公的担保は限定的。国家資格と同列に並べて判断しないことが重要です。 見分けるコツ—チェックリスト 資格名を正確に聞く 「一級塗装技能士(建築塗装作業)」など、正式名称で答えられるか確認。 証明書の提示をお願い 合格証書や技能士証の提示に快く応じる会社は透明性が高いです。 誰が現場に入るのか 見積担当と施工担当の資格・経験を分けて確認。資格者が“施工工程”に関与するかが要点。 仕様書と塗布量の明記 下地処理、使用塗料、希釈率、所要量、乾燥時間の記載があるか。 施工写真の提示 養生・下地補修・各工程の実作業写真を見せられるか。 保証の中身 年数だけでなく対象範囲、免責、点検頻度、対応フローまで書面化されているか。 許認可と保険 建設業許可の有無、工事保険・賠償保険の加入状況をチェック。 なぜ「技能士」がいると仕上がりが違うのか 下地処理の判断と手間配分、養生の精度、塗布量と乾燥時間の管理は、耐久性に直結します。 技能士は材料仕様書と実際の下地条件をすり合わせ、最適な工程を組みます。 結果として、色むら・ピンホール・早期チョーキング等のリスクを低減し、手直しやクレームを防ぎます。 長期的には塗り替えサイクルが延び、トータルコストを抑えられます。 “誇張”を見抜くポイント ・「最長○年保証」だけを強調し、条件が曖昧 ・「国家級」など、国家資格と誤認させる表現 ・極端な値引きや即決煽り ・施工実績の写真に工程説明がない これらが複数当てはまる場合は慎重に。逆に、条件や範囲を正直に言う会社ほど信頼できます。 よくある疑問に先回りで回答 Q. 民間資格しかない会社はダメ? A. 一概にNGではありません。ただし国家資格者が工程設計や最終検査に関与しているか、第三者が再現可能な仕様書になっているかで判断しましょう。 Q. 資格証の提示をお願いするのは失礼? A. いいえ、当然の確認です。プロほど歓迎します。 Q. 一級が一人いれば安心? A. 資格者の「関与範囲」が大切。現場に出ない“名義貸し”では意味がありません。 深井塗装の体制 私たちは国家資格を持つ自社職人が中心となって施工し、外壁・屋根塗装から屋根カバー・葺き替え、防水・シーリングまで、一邸ごとに最適な仕様書を作成します。 適正な塗布量・乾燥時間・下地補修の工程管理を徹底。 保証は外壁10~15年、屋根は最大25年。 トラブル時の即応、火災保険や自治体助成金の申請サポートもご相談ください。 過剰な営業は行わず、地域のお客様に長く選ばれることを何より重視するのが深井塗装スタイルです。 まとめ 業者選びで迷ったら、まず“資格の質”を見ましょう! 国家資格の一級塗装技能士は、仕上がりと耐久性を担保する強い指標です˒ 🌱 ៸៸𓂃 一方で、紛らわしい肩書が並ぶ時代だからこそ、証明書の提示、仕様書の客観性、保証の具体性、 そして実際の施工体制まで確認するのがコツ。 資格はゴールではなく、良い工事の前提条件。 あなたの住まいを長く守るために、確かな目で選んでくださいね☆⭒👀⭒☆ お問い合わせはこちら 2025年09月17日 更新 詳しくはこちら

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雨樋の素材比較|ガルバ・塩ビ・アルミのメリットと注意点༝๑🎠 ୭

「雨樋の交換や修理を考えているけれど、どの素材を選べばいいのかわからない…」と悩んでいませんか?🍥 ִ𓂃 𓈒𓏸‪‪ ガルバリウム、塩ビ、アルミといった素材は、それぞれ特徴やメリット・注意点が異なり、 正しく理解しておかないと「思っていたより耐久性が低かった」「コストが予算を超えた」といった後悔につながることもあります。 この記事では、雨樋に使われる代表的な3つの素材「ガルバリウム鋼板・塩ビ(塩化ビニル)・アルミ」を取り上げ、 それぞれの特徴、メリット、注意点を徹底比較します。 読んでいただくことで、どの素材が自分の家に合っているのか判断できる知識が得られます。 これから雨樋の交換や外装リフォームを検討している方、耐久性とコストのバランスを重視したい方、 また「できれば将来のメンテナンス回数を減らしたい」と考えている方には、特に役立つ内容です。 雨樋の役割をおさらい まずは「そもそも雨樋って何のために必要なのか?」という基本から確認してみましょう。 雨樋は屋根に降った雨を集めて地面や排水路へ流すための設備です。 これがなければ、雨が直接外壁や基礎に当たり、建物の劣化を早めたり、雨だれによる美観の低下を招いたりします。 つまり雨樋は、建物を長持ちさせるための縁の下の力持ちなのです。 その雨樋を支える大きな要素が「素材」。素材によって耐久性や見た目、 コスト、メンテナンス性が大きく変わるため、選び方はとても重要です。 ガルバリウム雨樋の特徴 メリット 高い耐久性:ガルバリウム鋼板は金属素材で、錆びにくく耐候性に優れています。外壁や屋根材としても人気で、雨樋に使用しても長寿命です。 デザイン性が高い:スタイリッシュな金属の質感があり、モダンな住宅との相性が抜群です。 耐熱性:直射日光や熱に強く、変形が少ないため真夏の高温環境でも安心。 注意点 価格がやや高め:塩ビと比べると初期コストは上がります。 重量:塩ビに比べて重いため、施工時にはしっかりした下地や金具が必要です。 音:雨音が金属に当たるため響きやすい場合があります。 塩ビ(塩化ビニル)雨樋の特徴 メリット 価格が安い:最も普及している理由は、導入コストが低いからです。コスト重視のリフォームに適しています。 軽量:非常に軽いため施工がしやすく、工期も短縮できます。 カラーバリエーション:外壁や屋根色に合わせやすい豊富な色展開があります。 注意点 耐久性に劣る:紫外線や気温差に弱く、10年ほどで劣化するケースが多いです。 変形リスク:夏の高温や強い衝撃で歪みや割れが生じやすいです。 高級感に欠ける:デザイン性や質感はガルバやアルミに比べるとシンプル。 アルミ雨樋の特徴 メリット 軽くて丈夫:アルミは軽量でありながら、錆びにくく耐久性があります。 耐食性が高い:塩害に強いため、海に近い地域の住宅にも向いています。 デザインの柔軟性:加工がしやすく、建物の形に合わせた設計が可能です。 注意点 価格は中間層:ガルバより安いが、塩ビよりは高い。バランス型ですが予算次第で選択肢が限られることも。 強度はほどほど:金属とはいえ薄板加工が多いため、強い衝撃で変形することがあります。 施工実績が少なめ:普及率が塩ビやガルバに比べると低いため、施工経験のある業者を選ぶことが大切です。 3素材を比較してみる 素材 耐久性 コスト デザイン性 メンテナンス性 ガルバリウム ◎(20年以上) △(高め) ◎(高級感) ○(低頻度) 塩ビ △(10年前後) ◎(安価) △(シンプル) △(交換多め) アルミ ○(15〜20年) ○(中程度) ○(軽やか) ○(安定) この比較からも分かるように、長期的なコストパフォーマンスを重視するならガルバ、 初期費用を抑えたいなら塩ビ、バランス型を求めるならアルミがおすすめです。 素材選びで失敗しないためのポイント 立地条件を考慮する → 海辺なら塩害に強いアルミ、都市部で高耐久を求めるならガルバ、といった具合に環境に合わせましょう。 将来のメンテナンスを見据える → 塩ビは定期的な交換が前提。ガルバやアルミは交換サイクルが長いため、メンテナンス回数を減らしたい方におすすめです。 住宅デザインとの相性 → 高級感を求めるならガルバ、シンプルでコスト重視なら塩ビ、軽快でモダンな雰囲気ならアルミ。 まとめ 雨樋は普段あまり注目されませんが、建物を守る大切な設備です。 ガルバ・塩ビ・アルミ、それぞれにメリットと注意点があり、 どれを選ぶかで住宅の耐久性やメンテナンス性、コストが大きく変わります🍪 ˚ . ⊹ 深井塗装では、豊富な施工実績と知識をもとに、お客様のご予算や住環境に合わせた最適な素材選びをご提案しています。 雨樋の交換や外壁・屋根工事をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください🌈 ♪ 。 2025年09月15日 更新 詳しくはこちら

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【意外と知らない】シーリングの乾燥時間と硬化時間の違い⏰

今回のテーマは 「外壁や屋根のメンテナンスでよく聞く“シーリング”って、乾燥と硬化の違いは何?」です!! 専門用語のように感じられますが、実は工事の仕上がりや耐久性に直結する重要なポイントなんです⭐ 𖦹 ׂ 今回の記事では、シーリングにおける乾燥時間と硬化時間の違いを分かりやすく解説します。 「何となく同じ意味だと思っていたけれど、実は違う」という方にも安心して理解いただけるよう、基礎からご紹介します。 この記事を読み終えれば、工事の際に職人や業者から説明を受けたときに納得感を持てるだけでなく、 正しい施工判断をするための知識も身につきます。 これから外壁塗装や防水工事を検討されている方、あるいは施工後の品質をもっと理解したい方には特に役立つ内容です♡ 🍨ྀི シーリングとは? シーリングとは、外壁の目地やサッシまわりの隙間を埋め、防水性や気密性を確保するための材料です。 住宅の寿命を延ばすために欠かせないもので、外壁塗装や屋根リフォームの際にはほぼ必ず関連工事として行われます。 特にサイディング外壁の建物では、目地部分のシーリング材が劣化すると雨水の侵入リスクが高まります。 そのため定期的な打ち替えや打ち増しが必要になります。 「乾燥」と「硬化」はどう違うのか? シーリングに関してよく混同されるのが、「乾燥時間」と「硬化時間」という2つの言葉です。 乾燥時間とは 乾燥時間とは、施工したシーリング材の表面が乾いて触ってもベタつかなくなるまでの時間を指します。 目安としては数時間から1日程度。 この段階で表面は固まっているように見えますが、内部はまだ柔らかい状態が続いています。 硬化時間とは 硬化時間は、シーリング材が内部までしっかりと固まり、本来の性能(防水性や耐久性)を発揮できる状態になるまでの時間です。 完全硬化までには数日から1週間程度かかることもあり、気温や湿度によって変わります。 乾燥と硬化を混同すると起きる問題 「表面が乾いたから大丈夫」と思ってすぐに上から塗装をしてしまうと、 シーリング材の内部が未硬化のために塗膜がひび割れたり、剥離の原因になることがあります。 また、完全に硬化していない状態で強い雨や外力を受けると、防水性が十分に発揮されず、施工不良につながるリスクもあります。 つまり、乾燥=施工完了ではないという点がとても重要なのです。 硬化時間を左右する要因 シーリングの硬化時間は、施工環境によって変動します。 気温:気温が低いと硬化が遅れ、高いと早まります。冬場は特に注意が必要です。 湿度:湿度が高いと乾燥しにくくなるケースがあります。 シーリング材の種類:変成シリコン系、ウレタン系、アクリル系など、それぞれ硬化スピードが異なります。 職人はこれらを考慮しながら施工計画を立てているため、素人判断で「もう大丈夫」と思い込むのは危険です。 工事における注意点 塗装とのタイミング シーリングが完全硬化していないうちに塗装を行うと、塗膜不良の原因になります。塗装開始は硬化を待ってからが基本です。 雨天時のリスク 乾燥中や硬化途中に雨が当たると、シーリングが流れたり、表面が白く濁る「ブリード現象」が起きる場合があります。 使用材料の確認 使用するシーリング材によって硬化の目安が違うため、必ず製品ごとの仕様を確認する必要があります。 よくある質問 Q1. 乾燥と硬化、どれくらい待てば安心? → 表面が乾燥するまでが数時間~1日、完全硬化までが3~7日が一般的です。ただし季節や気象条件により変わります。 Q2. 早く硬化させる方法はある? → 基本的には自然乾燥・硬化しかなく、人工的に急がせるのは難しいです。適切な時期を選ぶことが最大の対策です。 Q3. 硬化前に触ってしまったら? → 指紋や凹みが残る可能性があるため、施工不良の原因になります。触れずに完全硬化を待つことが大切です。 まとめ シーリング工事では「乾燥時間」と「硬化時間」を正しく理解することが欠かせません。 見た目は乾いていても内部は柔らかい場合があるため、十分な硬化を待ってから次の工程に進むことが、建物を長持ちさせるポイントです。 深井塗装では、経験豊富な自社職人が材料や環境を見極め、ベストなタイミングで施工を行っています。 大切なお住まいの耐久性を守るためにも、正しい知識と丁寧な施工を提供する業者選びが重要です。 外壁塗装や防水工事をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら 2025年09月13日 更新 詳しくはこちら

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深井塗装がミサワホーム住宅の外壁を塗りました!🦎

「ハウスメーカーで建てた家だけど、外壁や屋根の塗装ってどこに頼めばいいんだろう?」と悩まれていませんか? 特にミサワホームなどの大手ハウスメーカーで建てた住宅は、 独自の設計や仕様があるため、「やっぱりメーカーに依頼するしかないのかな」と思われる方も多いかもしれません🌷✩ ₊ しかし実際には、ハウスメーカー施工の住宅でも、地域密着の塗装専門店に依頼することで、 コストを抑えつつ品質の高い施工が可能です。 今回は足立区で実際に行った「ミサワホーム住宅の屋根・外壁塗装工事」について、 施工内容や使用した塗料、仕上がりのカラー、工事の流れなどを詳しくご紹介します。 この記事を読めば、ミサワホームなどのハウスメーカー住宅を所有されている方が、 塗装工事を地域の専門業者に任せるメリットや注意点が分かります🍡 ֹ ᮫ 𓏳݂ ミサワホーム住宅の外壁・屋根塗装のポイント ミサワホームは、独自の工法やデザイン性の高さで人気のハウスメーカーです。 その一方で、外壁や屋根のメンテナンスは一般的な戸建てと同じように必要になります。 特にサイディング外壁やスレート瓦屋根は経年劣化による色あせ・ひび割れ・防水性能の低下が見られるため、定期的な塗装工事が欠かせません。 今回の施工概要 施工場所:足立区 施工内容:外壁・屋根・付帯部の塗装 建物仕様:外壁=サイディング、屋根=スレート瓦 使用塗料:  ・外壁 → スーパーセランG4(艶消し仕様)  ・屋根 → セミフロンスーパールーフⅡ遮熱(SC-50 スレートブラック) 施工カラー:外壁NO71 艶消しグレー、屋根SC-50ブラック 工事期間:約3週間 対象住宅:ミサワホーム施工住宅 使用塗料の特徴 スーパーセランG4(外壁用) 無機塗料の代表格で、圧倒的な耐久性と防汚性が魅力です。 従来の塗料に比べて耐候性が高く、外壁を長期間美しく保つことができます。 艶消し仕上げを選ぶことで、落ち着いた雰囲気と高級感を演出しました。 セミフロンスーパールーフⅡ遮熱(屋根用) 屋根は直射日光を受けやすいため、遮熱性能のある塗料を採用しました。 表面温度を下げることで、室内の暑さ軽減や冷房費削減にもつながります。 スレートブラックカラーを使用し、外壁とのコントラストを活かした引き締まった印象に仕上げています。 カラーコーディネートの工夫 外壁は「NO71 艶消しグレー」をベースに、落ち着きのあるスタイリッシュな印象を重視しました。 屋根は「SC-50 スレートブラック」を選択し、外壁との相性を考慮。グレーとブラックの組み合わせは都会的でモダンな雰囲気を演出し、シンプルながらも存在感のある外観へと生まれ変わりました。 工事の流れとこだわり 工期は約3週間。高圧洗浄で汚れや古い塗膜を丁寧に落とし、下地処理をしっかり行ったうえで塗装に入ります。サイディングの目地部分はシーリング補修を行い、雨水の浸入を防止。塗装だけでなく、建物全体の耐久性を高める工夫を施しました。 また、工事中は近隣への挨拶や養生にも配慮し、トラブルが起きないよう細心の注意を払っています。 ハウスメーカーに頼むより専門店に依頼するメリット 「ハウスメーカーにそのままお願いした方が安心では?」と思う方も多いですが、実際には専門店に依頼するメリットがたくさんあります。 コストを抑えられる:中間マージンが発生しないため、適正価格で施工可能。 高品質な施工:自社職人による直接施工で仕上がりにブレがない。 柔軟な対応:カラーや仕様の相談がしやすく、要望に合わせた提案ができる。 アフターフォローも充実:地域密着店なら、万一のトラブルにも迅速に対応可能。 特に今回のように耐久性の高い無機塗料や遮熱塗料を使用した施工は、長期的に見ても大きなコストメリットがあります。 施工後の仕上がり 完成後は外壁と屋根が見事に調和し、重厚感とモダンさを兼ね備えたデザインに仕上がりました。艶消しの外壁は派手さを抑えつつも上品で、ブラックの屋根との組み合わせが建物全体を引き締めています。オーナー様にも大変ご満足いただけた工事となりました。 まとめ ミサワホームをはじめとするハウスメーカー住宅でも、地域の専門店に依頼することで「コストを抑えつつ高品質な仕上がり」が実現できます。外壁・屋根の劣化は放置すると雨漏りや構造へのダメージにつながるため、早めのメンテナンスが大切です。 深井塗装では、ミサワホーム住宅を含めさまざまなハウスメーカー住宅の施工実績があります。経験豊富な自社職人が丁寧に仕上げ、安心の保証制度とアフターフォローで長く快適にお住まいいただけるようサポートいたします。 「メーカーに頼むしかない」と思っていた方も、ぜひ一度ご相談ください。 お問い合わせはこちら 2025年09月11日 更新 詳しくはこちら

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石調塗装とは?高級感を演出するおしゃれな外壁デザイン🦾

こんにちは、深井塗装のブログにお越しいただきありがとうございます。 「外壁をもっとおしゃれにしたい」「高級感のある住まいに見せたい」と検索されている方は多いのではないでしょうか。 外壁の色や質感は、建物の印象を大きく左右する重要なポイントです𝜗𝜚⋆₊˚🍧 今回の記事では、最近人気が高まっている「石調塗装」について詳しくご紹介します。 石材のような重厚感や高級感を演出できる外壁デザインでありながら、 実際の石張り工事に比べてコストを抑えられるのが特徴です。 この記事を読んでいただければ、石調塗装とは何か、どのようなメリットがあるのか、 また施工時の注意点までを理解できます🍃 ࣪˖♡ 「せっかく外壁塗装をするならワンランク上の仕上がりにしたい」とお考えの方や、 デザイン性を重視してリフォームを検討中の方にぜひ参考にしていただきたい内容です⭐ 𖦹 ׂ 石調塗装とは? 石調塗装とは、自然石やタイルのような質感を塗装で再現する施工方法のことです。 外壁材そのものを張り替えるのではなく、専用の塗料を使い分けることで立体感や深みを表現します。 一般的な単色の塗装に比べて、凹凸や色の重なりがあるため、高級感のある雰囲気を演出できるのが大きな魅力です。 まるで天然石を貼り付けたような見た目になるため、シンプルな住宅でもぐっと重厚感が増します。 石調塗装のメリット 1. 高級感のある仕上がり 最大の魅力はやはり見た目です。単色の塗装では出せない「奥行き」「陰影」「重厚感」を再現できるため、住まい全体が上質な印象になります。 2. コストパフォーマンスが良い 本物の石材を外壁に貼る場合、材料費・施工費が高額になりがちです。一方、石調塗装なら塗装で質感を表現するため、石張りに比べて費用を大幅に抑えられます。 3. デザインの自由度が高い カラーや模様を調整できるため、外観の雰囲気に合わせて仕上げを変えられるのも大きなメリットです。「ナチュラルモダン」「洋風」「和モダン」など、幅広いスタイルに対応できます。 4. 外壁の耐久性を向上 使用する塗料は耐候性や防汚性に優れているものが多く、外壁を長持ちさせる効果も期待できます。美観だけでなく、住まいの保護という観点でも安心です。 石調塗装のデメリット・注意点 もちろん良い面ばかりではなく、注意点もあります。 施工技術が必要  一般的な塗装よりも工程が複雑で、職人の経験と技術が仕上がりを大きく左右します。依頼先選びは慎重に行う必要があります。 通常塗装より工期が長め  色の塗り分けや模様付けが必要なため、シンプルな塗装より日数がかかるケースがあります。 費用は通常塗装より高め  石張りよりは安価ですが、一般的な単色塗装に比べると施工費用は高めに設定されます。 施工の流れ 石調塗装は、大まかに次のような流れで行います。 下地処理・高圧洗浄  既存外壁の汚れを落とし、塗料が密着しやすい状態にします。 下塗り  下地の吸い込みを防ぎ、上塗りが綺麗に仕上がるようにします。 ベース塗り  石材の下地となる色を塗布します。 模様付け・吹き付け  複数色を組み合わせて石材のような模様を再現します。 トップコート仕上げ  保護塗料を塗布し、耐久性と艶をプラスします。 石調塗装がおすすめな方 外観に高級感を求めている方 本物の石材を貼るのは予算的に厳しい方 他の家とは違う個性的な外壁にしたい方 メンテナンス性と美観を両立させたい方 まとめ 石調塗装は、見た目の高級感とコストのバランスを両立できる外壁デザインのひとつです。 重厚感のある住まいを演出したい方にとっては、非常に魅力的な選択肢といえます。 ただし、施工には高い技術力が必要なため、依頼する業者選びが成功のカギになります。 深井塗装では、経験豊富な自社職人が一つひとつ丁寧に施工いたしますので、仕上がりの美しさと安心のアフターサービスをお約束いたします。 外壁塗装を検討されている方は、ぜひ一度「石調塗装」という選択肢も考えてみてください🐤 2025年09月09日 更新 詳しくはこちら

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